吾輩はママと妻と女である。

ママでもあり女性でもあり妻でもあるアラサーかえこの雑記ブログです!

毒親の毒を解毒するにはどうしたらいいか

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こんばんは🐾

 

毒親の毒って言うのはそれはもう猛毒で、

なかなか解毒できません。

 

 目次

 

 なぜ簡単に解毒できないのか

では、なぜ毒親の毒を解毒するのが難しいのかを考えていきたいと思います。

 

長年に渡って染み込んでいるから

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毒親は自分では毒親と言う自覚はないけど、日常的に毒を吐きます。

 

そして私達子どもはその毒を日常的に浴び続けることで、いつの間にか体や心に染みついているので、

 

気づいたら毒されている。

 

ってことが多いです。

毒親育ちは人の顔色を読み取ることがとても得意です。

 

今でも親以外の人の顔色を見ていることはないでしょうか?

 

私は、パート先の先輩、友達、後輩の顔色すら気づいたら伺ってしまっているのです。

 

親から認めてもらえる事がない子どもだった自分の価値を過小評価しがちなのも、毒親育ちの特徴です。

 

自分を守る術だから

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毒親にされてきたことから守るためにしていた事が、

生きづらさの一因になっているけど

そう簡単には直せない。

だってそれは私たちが傷つかないように自然とするようになっていた、自分を守る唯一の方法だったから。

 

それでうまくいかないこともあったけど、

うまくいくことも沢山あった。

 

自分なんて、、、とか本当はそんな事思わない人生のほうがいいのに

自分なんかがと気付いたら思っている自分がいる。

 

そう思うことで傷つくことを少なくできた。

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「自分なんか」なんて思うことのほうが傷つくんじゃないかって思うかもしれないけど

、自分を肯定してしまうと否定されたときの傷が大きくなってしまいます。

 

でも初めから自分の価値を低くしておくと、否定されても

 

仕方ない。

と思えてしまうのです。

 

それが自分が壊れてしまわないための術だからです。

 

毒親との共依存関係

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毒親とその子どもによくあるのが、共依存

という関係です。

共依存とは、自分と特定の相手がその関係に過剰に依存しており、

その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態(ある人物、物質や行動、人間関係を特に好む性向)で、簡単に言ったらお互いがお互いに依存しているってことになります。

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親に認められず、親に認められるために努力をしてきた子どもは親に認めてもらうことに執着してしまいます。

 

(無意識にお母さんがどう思うかななどと考えている‥など)

心の奥で親に認められたい気持ちが、そう思わせているのです。

それに、毒親って自分の都合いい時はすごくいい顔しますからね。

その顔が見たいと私は何度思って撃沈したことか、、、。

 

親を大切に思うべきとする世間とのズレ

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親を大切にしよう。

 

当たり前のことかもしれません。でもそれがどの家庭にも当てはまるわけではありません。

 

例えば虐待を受けていた人、ネグレクトをされた人、親に捨てられた人、両親の離婚、毒親に育てられた人。

 

それ以外でも、家庭環境がよくなかったり、人の数だけ家庭があってどれ一つとして同じ家庭は存在しないはずなのに、

 

親孝行するべき。親は子どもの事を一番に思っているはずだ。

 

などの一般的に言われている事が毒親育ちを苦しめます。

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毒親は「あなたの事を思って!」などとよく言いますが、自分にとってどうかしか考えていません。

 

自分のいうことを聞かすための常套句なのです。

でも私たちはこれに騙されて、「あぁ。私のために言ってくれているのに」と反省さえしてしまうのです。

 

普段認めてくれない親が自分のために言ってくれた。と思うと、心で納得していなくてもいう事を聞いてしまいます。

 

それが、私も親を大切にしないと!と思ってしまう原因でもあります。

 

解毒には相当の覚悟が必要

これまでも言ってきたように、毒親の毒は猛毒です。

 

生半可な気持ちでは毒を解毒できずに、つらい思いをしてしまうだけです。

 

和解できると思わない事

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毒親と話し合いをしたらわかってくれるかも、、、と思う方がいると思います。

 

私も実はそうでした。しかしそれは不可能に近いです。

 

なぜかというと毒親は自分では毒親であると自覚していないからです。

 

私も母親に話し合いを試みましたが、母親は憤慨してしまい話し合いになりませんでした。

 

当たり前です。本人はいい母親だと思っているところに「あなたは毒親です」なんて言われても聞き入れることはできません。

 

もし、話し合いができる毒親がいるのだとすれば、自分で毒親になっているのではと気がついている場合です。

 

謝罪も求めない

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和解が無理なので謝罪も期待できません。本人はむしろ感謝してほしいくらいだと思っています。

私も「感謝してもらえるならまだしもなんて失礼なんだ!」と殴られました。毒親に対して期待しても自分が傷ついてしまうだけです。

 

わかってもらおうと思わないほうがいいです。

 

中途半端にならないようにする

解毒をするためには、覚悟が必要です。すると決めたら遂行すると決めて行うほうがいいです。

 

毒親と距離を置く

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解毒に一番有効なのは距離を置くことです。

毒親と一緒に居る時はずっと毒を浴び続けている状態になるので、距離を置く。

 

つまり関わらないようにするのが一番です。

 

家を出る~引っ越しする~

なかなか難しい事ですが、毒親と一緒に住んでいては解毒は難しいので家を出ることが有効です。

結婚や就職などはいい機会ですし、もう大人であれば自立したいと家を出るのもありだと思います。

もう耐えれないところまで来ている人は連絡先や住所を教えないのもよいと思います。

 

私の友人は毒親と完全に切ることで解毒に成功しています。

 

考え方のクセを理解する

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私たちは「自分なんかが」と考えてしまう事がよくあったり、自分のせいにしてしまったりしやすくなっています。

 

それは毒親育ち特有の考え方のクセです。

 

毒親から自分を守るため、またはそう教えられてきたためについついそういった考え方をしてしまいます。

でも、そう思ってしまった時に一度立ち止まって「これは考え方のクセだな」と思い返してみてください。

 

それが難しい時は信頼できる人に聞いてみるのもいいと思います。

 

「これって私のせいでこうなっちゃったのかな」なんて私はよく旦那に聞いています。

そうすることで、自分に対する否定的な気持ちを無くしていくんです。

 

練習していくことで、少しずつ解毒になっていきますよ!

 

家を出ることが物理的にできない人でもこれは出来ることなので一度やってみてはいかがでしょうか?

一度冷静になることで毒親に支配されないように、心の距離を置く方法です。

 

毒親への執着を捨てるために

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それでもなかなかしんどい方に是非お勧めしたいのが「手紙」です。

え?毒親に話し合いや理解してもらうのは無理なんじゃないの?と思ったかもしれません。

この手紙は出さなくてもいいんです。

毒親に向けて思っていることを書いていきます。

本当に毒親が読むかのように書いていきます。例えば、、、

 

~昔あんなことがつらかった。私はあの言葉に傷ついたよ。

お母さんに認めてもらおうと頑張ったけど無理だった。

大好きなお母さんにわかってもらえないことが悲しかった。

自分は要らない子なんじゃないかと思って愛されているかいつも不安だった~

 

こんなようなことを私は書きました。

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手紙を書くことで小さい時につらかった自分の気持ちを肯定し、自分のつらかったこと、こんなことに傷ついていたんだ。と気付くことが出来ます。

 

そして最後に毒親との決別の言葉を書いて締めくくります。

 

~私はもう自分の人生を生きていきたいからお母さん基準の人生を辞めます。

私の人生は私のもの。自分で決めて生きていきます。親不孝だと思われても構いません。

さようなら。~

 

そうして、捨てるのです。

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友人はそのまま親に渡してそれから一切の連絡を絶っています。とても幸せそうですが、私にはそこまでの度胸はないので心のポストに出しておきました。笑

 

私がとった方法

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私は解毒のために、結婚を機に家を出てその時に毒親への手紙を書き心のポストに入れ、離れてからはなかなか抜けない考え方のクセを旦那に手伝ってもらいながら強制しています。

 

母親とは時々娘の件で会うことがありますが、心の距離と、物理的に離れた事で

少しずつ解毒に向かっています。

まあ、到底好きになんてなれませんけどね。笑

今は母親が変なことを言うと、可哀想な人だな。

と思うようになりました。

 

まとめ

毒親の毒を解毒するためには物理的に離れることと、精神的に離れることが大切!

 

極端な方法をとれない人も沢山いると思うので、徐々に離れていく方法もあるんだよ。ということで参考までに記事を書かせていただきました。

でも、ちゃんと離れる覚悟はしっかり持っておくことです!

 

皆さんのつらい気持ちが少しでも楽になりますように心から願っています。